ドイツビール
シェッッファーホッファー
ヴァイスビール
500cc 5,0%Vol¥800
Schofferhofer(シェッファーホッファー)という名前からは、活字印刷の発明家として知られるマインツ(Mainz)の「ヨハネス・グーテンベルク (Johannes Gensfleisch zur Laden zum Gutenberg)」との歴史が読み取れます。マインツはフランクフルトから車で南西に1時間ほどの町。グーテンベルクはここで生まれ、活版印刷を発明し、企業化しました。そしてグーテンベルグの活字印刷の発明に大きな役割を果たしたのは、彼の弟子であり協力者であった「ペーター・シェッファー (Peter Schoffer)」です。グーテンベルグの印刷所は、紆余曲折の後にシェッファーが経営することになります。
 シェッファーはマインツの大聖堂近隣に有名な家を構え、その家はSchoffer邸(Schofferhof)として知られました。そして、小さなビール醸造所がこの屋敷内に建てられ、マインツの住民たちがそのビールを、Schoffer邸で作られたビール「Schofferhofer」と名づけたのです。Peter Schofferからの歴史は、Peter Schoffer von Gernsheimの文字に囲まれたラベルの肖像に見出すことが出来ます。
 このようにSchofferhofer Weizenbierは、伝統的な醸造所が1978年に市場に投入した新しいビールですが、オーストラリア国際ビール賞(Australian International Beer Award) 2001において、グランドチャンピオンとなった他、いくつものコンクールで成功を収めています。
 ヴァイスビールというと一般に酸味が強く、重たい味という印象を持たれます。しかしドイツでも近年爽やかで香り豊かな味わいのビールに人気が集まる様になり、Schofferhofer HEFEWEIZENはこのような嗜好にあうヴァイスビールとして醸造されています。爽やかな香りと酸味、適度な重み、喉を伝わる心地よさ。どんな食事にもマッチする味。きっとヴァイスビールの印象が大きく変わることでしょう。
 現在フランクフルトで作られるSchofferhofer Weizenbierは、ヴァイスビールをバイエルンだけの物から全国的なビールに発展させました。ドイツ全土で一年を通じて飲まれ、ヴァイスビールではヘッセン州(フランクフルトのある州)でトップ、全国でも第4位のシェアを持つビールなのです。
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